サニエルおやこネイチャーツアー

サニクリーンでは、毎年 「未来を担う子供達のために」をコンセプトに、自然の中で自然を学ぶ「サニエルおやこネイチャーツアー」を開催しています。 親子で自然の中で楽しく学習することによって、未来へ向けて行動に起こすべきことを感じていく参加型プログラムです。

○開催日 2013年7月27日(土)〜28日(日)
○開催場所 三重県「伊勢志摩」
○参加人数 親子20組

■豊かな自然いっぱいの伊勢志摩エリア

  三重県は日本のほぼ中央に位置し、登山やスキーのできる山岳から風光明媚なリアス式海岸など豊かな自然に恵まれています。
  また、今年は伊勢神宮が20年に一度の「式年遷宮」を迎えるとあって、とても注目を集める人気のエリアでもあります。

  今回は、三重県伊勢志摩エリアの中でも、世界で初めて養殖真珠を生んだことで知られる鳥羽市、そして豊かな自然に恵まれた伊勢志摩国立公園などを有する志摩市で開催され、「海の博物館」「横山ビジターセンター」をフィールドに子どもと大人が一緒に楽しく自然と触れ合う自然体験プログラムを行いました。

■磯浜から見る鳥羽の豊かな海

  愛知の方々を中心に東京や福岡、埼玉、静岡からご招待となった参加者は名古屋駅に集合し、大型専用バスで目的地に向け出発!
  夏休みの土日とあって伊勢神宮へのツアー渋滞を警戒しながらも、ほぼ順調にバスに揺られること約3時間、鳥羽市にある「海の博物館」に無事到着。早速お楽しみの昼食には、伊勢えびやアワビ、牡蠣など、鳥羽の食材を使った創作バーガー「とばーがー」。ご当地グルメなんですが皆さん知ってました?
  その中でも人気の伊勢えびを使った「伊勢えびコロッケバーガー」を堪能しました。その後は「海の博物館」を見学したり、お友達と写真を撮ったりとみなさんすっかり打ち解けてきた様子!

  それではいよいよ海でのプログラムのスタートです。学芸員の方から自然体験プログラムの説明や注意事項などを受け、いざ磯浜へ!
  最初は砂浜に大量にいたコメツキガニを捕まえることに興味津々だったり、海水に入ることにおっかなびっくりだった子どもたちも、学芸員さんがお手本をみせると網を持ってハンターへと変身。アマモ場で世界最小のヒメイカやヒラムシ、ウミウシ、モエビの仲間など普段あまり見られない生きものの採取にいつの間にか大人も子どもも夢中に。中には大物のマダコを捕まえた親子もいて、みんなビックリ!
  海の生きもの採取を満喫した後は、海の貝がらやシーグラスを使った自分だけのマグネット作りを体験しました。思い思い好きな貝がらやシーグラスを選んで、目玉を付けたりしながら作ったマグネットは素敵なお土産や記念品になりました。

■夜の自然観察会

  1日目の締めくくりは、宿泊場所に程近い賢島港の小さな船着き場で水産研究所の研究員の方のガイドのもと、夜間ならではの海洋生物の習性について観察会を行いました。普段では夜の海で遊ぶ機会がないためか、真っ暗な船着き場にみなさん何だかそわそわしています。
  ここでのメインのプログラムは『 “ウミホタル”の捕獲に挑戦!』。“ウミホタル”は、夜の海で青く発光する神秘的な生物です。瓶にサバの切り身を入れた仕掛けを海底に沈めて待機。その間は真っ暗な海にライトを当てて、集まってくる生きものを観察しました。足元に気をつけながら、カニを捕まえたり、ライトの光に集まってくるクラゲの様子を観察したりして楽しみました。さぁ、仕掛けてから待つこと数十分、海底に沈めた仕掛けをひとつずつ引き上げてみましたが、「あれっ?」。どうやら賢島港は、かなり奥まった場所にあるため“ウミホタル”の生息に適した環境ではなかったようです。でもみんなの思いが通じ、数匹でしたが“ウミホタル”の捕獲に成功しました。その神秘的な青く美しい光を見つけると「光ったぁ〜」と元気な声が聞こえて、研究員の方もホッと一安心。

■展望台から一望できるリアス式海岸は絶景

  2日目は「横山ビジターセンター」に行き、レンジャーの方のガイドのもと、横山展望台まで自然散策を行いました。子どもチームと大人チームに分かれての活動となり、レンジャーの方の手作り『横山の生きもの探しチェックシート』を片手に、好奇心旺盛の子どもチームは生きもの探しに夢中で全然進まない場面も。 途中では、森のエビフライのお話やソヨゴの葉っぱを使った実験も行いました。このソヨゴの葉っぱの裏に火を近づけると、葉っぱの裏側が膨れて「パーン!」という大きな破裂音が!! 横山展望台に到着すると、展望台から一望できるリアス式海岸を横目に、ここでもみんな生きもの探しに夢中!
  中にはふ化したばかりのバッタを発見した子もいました。大人チームと合流後には、リアス式海岸をバックに記念撮影をして、ビオトープに移動。

■ビオトープにはカエルやイモリが・・・

  しょうぶ園、ビオトープでは、網とバケツを持って、水辺の生きもの探しを行いました。ここまでくるとみなさん慣れてきたもので、トンボやカエル、イモリ、ドジョウ、タニシなど、すごい勢いでさまざまな生きものを採取していました。見つけた生きものはかごや水槽に入れてみんなで共有し、自然観察員の方から横山の水辺に生息する生きものについてレクチャーを受け、横山での観察会は終了しました。

■元気いっぱい!あっという間の2日間

  こうしてあっという間に2日間のプログラムが終了しました。天候にも恵まれ、名古屋駅で初めて顔を合わせた前日がウソのように、みんな仲良く、本当に元気いっぱい楽しんでくれました。バスの中でも・・・(笑)。
  参加者からのメッセージには、このサニエルおやこネイチャーツアーは単なる自然体験ではなく、新しいお友達ができたり、親子共々仲良くなれる。また、親子で過ごす時間が家族旅行とはまた違った場となり、普段できない貴重な体験や子どもの新しい一面を発見できるなど、たくさんの喜びの声が・・・。中には「また参加したい!」「夢のような2日間をありがとう」「またスタッフに会いたい!」なんて参加者もいて「あぁ〜涙が・・・」。きっと、素敵な夏休みの思い出になったことでしょう。
  そして、日本自然保護協会をはじめ、海の博物館、横山ビジターセンター、水産研究所の方々など、たくさんのご協力をいただきました。本当にありがとうございました。

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