ベビーモスリン物語~第7話~

お餅をつくパパと子ども

あけましておめでとうございます!

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

 

さあ2019年1回目のブログ!

今回はベビーモスリンの購入後に売り上げ(収益)は何につながっているのか?についてお話ししようと思いますがその前に。

みなさんは正月といったら何を想像されるでしょうか。

凧上げ。羽子板。お節料理。寝正月や旅行。と様々だと思いますが、僕の中ではお餅(もち)です。

正月の数ある魅力の中でもナンバーワンであり唯一無二のKing of Kings。なんなら年中食べていたい存在です。

田舎で生まれ育った1980年代。幼少期を振り返れば家族はもちろん、お隣さんや近隣住民と一緒に威勢良くお餅をついた記憶があります。普段関わることのない大人と一緒に遊ぶ感覚で共同作業できるのは楽しかったし、大人としても子どもたちや近隣住民と楽しく交流できて自治的にもGOODだったはずです。こんな交流行事が年に何回もあったので大人も子どもも日常から関心を寄せあえていたんですよね(遠い目)。

 

お餅を作るには餅つきが必要ですが、近年では自家用に杵(きね)と臼(うす)を持っている人は稀(まれ)ですし、地方であっても切り餅を購入するのが一般的です。つきたてのお餅は恐ろしく美味しいのですが、手間暇を考えると家庭での作業は難しいですよね。そもそも餅つき経験のない方が多いと思います。ということで、ベビーモスリンを買っていただいた売り上げで地域住民の交流に貢献しよう!という意図でささやかなイベントを企画しました。気仙沼では(被災地域全般に言えますが)仮設住宅から災害公営住宅へ転居後、住民の交流が減少したことによる孤立が大きな課題になっていますしね。

題して「THE お餅ついて食べて友達つくろう!参加費無料!」。

という身もふたもないタイトルと、タイトルのままの内容で地域のママに呼び掛けてみました。配信の翌日に我ながらなんてひどいネーミングセンスだと思い、参加があるか不安でしたが、なんと当日は親子25名ほどの来場がありました!

こちらは近隣農家からご提供頂いた餅米を蒸して準備は万全です。

むしろそれしか準備していません(笑)

参加された保護者の8割は餅つき未経験とのこと。

任せてください。僕も初めからやるのは初めてです。

心の中で「レット・イット・ビー 」が流れます。

しかしメインは子どもたち。

さあ子どもたちよ、失敗しても平気だからついてついてつきまくるのです!

杵をとりあう子どもたち

子ども用杵で初めての餅つき体験。杵の取り合いが起きる人気ぶり。

ママと一緒にお餅つき

パパと一緒にお餅つき

仕事が忙しいパパも家族貢献ができて嬉しいとのこと。

ミニボーリング

30分で飽きる子どもを想定してミニ・ボーリングセットを持ってきてくれた独身男性の天才的協力が現場で活きている画像。

 

子どものペースに合わせて1時間ほどペッタンペッタンした後は、お餅を食べやすいサイズに小分けして味付けです。

夢中でお持ちを小分けする子どもたち

夢中になって小分けする子どもたち。微笑ましいです。

お雑煮も作ってこんな感じに仕上がりました。

完成したお餅

さてさて、感想はどうでしょう。

できたお餅をみんなで食べる

参加者からの声では「他のパパママと育児のつながりができて嬉しかった」「子どもと初めて調理ができて良い思い出になりました」「お餅への概念が変わった」等、様々な喜びの声を賜りました。

すごいぞ餅マジック!

ということで、ベビーモスリンを購入された方は僕らと一緒に喜びづくりのサポートをしているのです。もっとたくさんの方に喜んでいただけるよう、今後も製品と活動に情熱を注いで頑張りたいと思います。

末文になりますが、本年もベビーモスリンに温かな関わりを何卒よろしくお願い申し上げます。

この度もご拝読頂きありがとうございました!

追記:お餅への概念が変わったとは何が起きたのか気になります。

<ピースジャムとベビーモスリン>

2011年3月の東日本大震災直後から、ロンドン在住の日本人乳幼児ママたちによる東北支援として始まったベビーモスリンプロジェクト(旧・モスリンスクエアプロジェクト)。
被災地でのベビーモスリン配布にはじまった活動は、世界中で話題となった。
被災地では布の便利さも話題となり、ロンドン在住ママと気仙沼ママたちの手によって初の日本製モスリンスクエア「ベビーモスリン®」が誕生した。
現在では、ピースジャム工房にて気仙沼のママたちによる製作がされており、母親たちの雇用支援にも繋がっている。

詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.babymuslin.org/

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